『左肺に気になる所見があります』
こう言われたのは、体調が悪く全身の検査をしている中で、腎動脈の造影CTを撮っている時のことでした。
気になる所見というのは影のことでした。
頭の中は真っ白に…
結論を先にお伝えします。
私の肺の影は、ガンではなく、原因不明の炎症とのことでした。
ベテランの先生だと影の形だけでだいたい判断も付けられるそうです。
影は徐々に小さくなり、最終的に消えました。
でも結果が出るまでの3週間は、本当に不安でした。
私の肺に影があると言われたのと同じ日に、祖父も肺に影が見つかっていました。
祖父はその場で肺がんだと断定されていたこともあり、私も肺がんだと思い込んでいました。
同じように不安を抱えているあなたのお役に立てたらと思います。
- 肺に2センチの影が見つかった経緯
- それに伴い受けた検査内容(血液検査、腫瘍マーカー、CTなど)
- 結果が分かるまでの不安な期間をどう過ごしたか
- 影が消えるまでの経過
肺に2センチの影が見つかった経緯▼
医師から告げられた病気の可能性
「肺に影がある」と言われたら、誰でも真っ先に頭に浮かぶのは「肺がん」ですよね。
でも落ち着いてください。
私と同じように、肺に影があってもそれが肺ガンではないこともあります。
【私が疑われた病気】
- 肺がん(かなり進行の早いもの)
-
進行が早い小細胞肺がんの可能性
- 膠原病
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結節がポコポコとあちこちに出来たり消えたりする膠原病
- 血管炎
-
血管に炎症が起きる病気でまれに肺に影ができることもある
聞いたこともないカタカナが羅列された病名を5つくらい言われたけど…
さすがに覚えられませんでした。
私は今回のCTの1か月前にも腹部CTを撮っていて、その時には『右肺に3~4ミリの結節あり』と言われていました。
そういうこともあり、結節がポコポコとあちこちに出来たり消えたりする膠原病、血管炎などの可能性も言われていました。
私の検査を担当してくれたのは、なりたての若いお医者さんで、可能性のあるものをたくさん挙げて、原因から治療まで調べ尽くそうというきもちが伝わって心強かったです。
その後ベテラン医師の診察では、「断定はできないけど影の形からしてガンではないと思う」と言われました。
ベテランのお医者さんの言葉にその時はほっとしたのですが、お家に帰るまでの間に、「肺がん」が頭を埋め尽くしてしまっていました。
ちょっと話がそれます。
私はあちこちの病院で検査をしてきたのですが、大学病院の対応がダントツ1番でした。
私は大切な人に精密検査が必要になった時は大学病院をすすめます。
『肺の影』で受けた検査
採血検査(主要マーカー含む)
7本の採血をしました。
膠原病、血管炎、腫瘍マーカー。
この採血の結果は3週間後でした。
こういう時は1日でさえも、かなり長く感じるのに3週間かぁ…と思いましたね。
胸部CT
3週間後、血液検査の結果を聞く前に、再度胸部CT
全ての血液検査の結果に異常は見られず、5円玉くらいの大きさの影も、ひと回り小さくなっていました。
検査入院中に読んで、すこし気持ちが明るくなれた本
検査結果が出るまでの不安な3週間
検査結果を待つ3週間は、心ここにあらずの状態で本当に長かったです。
- 毎日『肺の影 2センチ』などで検索
- SNSやブログなどで同じ症状の人を探す
- 最悪のケースばかり想像してしまう
- 家族に心配かけまいと1人で抱え込む
- 次の診察の時に聞きたいことをちゃんと聞けるようにメモをする
- 不安をブログやSNSに吐き出す
- 病気を克服した人の本やブログ、SNSを読む
- 好きなことをする
- 好きなものを食べたり飲んだり
- リラックスアロマ
【同じように不安な人へ】
「調べすぎない」のが1番ではあるけど、それができないのもよくわかります。
私も毎日検索しては不安になる、を繰り返していました。
でもそれをしたところで、結果が出るまでは何もわからないんです。
何もわからなければ、どうすることもできない。
結局は、結果を待つしかないのです。
それなら、すこしでも穏やかに過ごせる方法を考えたほうが、心身の為にもなると思います。
ストレスは体にとって猛毒ですからね。
枕や寝具にシュッとするとアロマのリラックス効果でよく眠れます。
影の形で肺がんと良性の見分けがつく?
検査の担当は若いお医者さんで、どんな病気の可能性があるか説明をしてくれたのもこの若いお医者さんでした。
検査後の診察をしてくれたのは、ベテランの呼吸器内科の先生でした。
私の肺の影の形はフチがギザギザとした丸でした。
ベテランの先生は、影の形でだいたい判断ができるようで、「ガンではないと思うよ。こういうことは結構あるものなんですよ」と言われました。
待ちに待った3週間後の検査結果を聞きに行くと、影は明らかに小さくなっていました。
血液検査で異常もなかったのですが、念のため消えるまで検査を続けることになりました。
結果を聞くまでの間に、不安すぎて色々調べている中で、アスペルギルスというカビでも肺に影が写ることを知りました。
アスペルギルスの可能性も先生に聞いてみると、ものすごく可能性は低いけど、気になるなら検査してもいいよと言われました。
最終結果・・・ 原因不明。影は消えた!!
影の状態を追ってCTを撮るたびに、影は小さくなっていき、最終的に小さな糸くずの塊のようになり、検査は終了。
私の不安を消すためにしてくれたアスペルギルスの検査でも陰性でした。
肺ガンや膠原病、血管炎などの病気の可能性が否定されて、本当にほっとしたのですが・・・
私の肺の影は何だったのか聞いてみると、何かのばい菌が入ってしまったとの事でした。
肺に影=肺がんとは限らないことを教えてくれました。
肺に写る影のほとんどが、風邪などのウイルスやばい菌によるものだったりするそうです。
たくさんの症例を見てきたベテランの先生なら、影の形だけでだいたい判断がつくみたいです。
レントゲンは影を見落としやすい?
私は、肺に影が見つかる1か月前に、息苦しさがあって胸のレントゲンを撮っていました。
でもそこには、2センチの影も、3~4ミリの結節も写っていませんでした。
写っていないのか、見えないのか・・見落とされたのかは分かりません。
でも、その少し後に撮ったCTで結節や影が見つかっています。
毎年レントゲンを受けていた祖父の肺がん発覚
私の祖父は毎年胸のレントゲンを撮っていましたが、2018年のレントゲンで5センチ程の影が見つかり、精密検査をすることになりました。
この時点で肺がんの可能性を言われていました。
その後胸部CTを撮ると、レントゲンで5センチと言われていた影は、実際には9センチの影だったことが判明しました。
検査の結果、祖父は肺がんステージ3bと間質性肺炎の併発で治療の選択肢がなく、末期状態でした。
毎年検査を受けていたのになぜ・・・
教訓 オプションでCTを付ける
肺がんの早期発見には、レントゲンよりもCTの方が良いという情報を、検査を待っている時に病院内のポスターで見ました。
健康診断の時には、オプションで胸部CTをつけることをお勧めします。
おわりに
最後までお読みくださりありがとうございます。
この記事が、同じ不安を抱えている方の少しでも助けになればうれしいです。
健康第一ですね。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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