はてなブログからお引越ししてきました♡初心者で分からない事だらけで苦戦中(´;ω;`)
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おじいちゃんが天国へ行ってしまいました。

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おじいちゃんが天国へ行ってしまいました。

 

クセが強くて、声がものすごーく大きくて、存在感が大きかったおじいちゃん。

 

少し前までは、遊びに行くと、ものすごーく大きな声で『いらっしゃ〜〜〜い』と言ってくれていました。小さい子はだいたいこの大声にビックリして泣いてしまいます…(笑)私の娘たちも泣いていました・・・(笑)

 

もうあの声を聞くことができません。寂しくて悲しい。

 

おじいちゃんは、おばあちゃんには大声で怒鳴ったりするけど、それ以外の人にはほぼいつも満面の笑顔でした。怒鳴り散らしているけど、おばあちゃんのことが大好きなんだよね♡

 

もうその笑顔に会えません。写真や似顔絵のおじいちゃんの笑顔ではなくて、おじいちゃんの笑顔が見たい。

 

おじいちゃんが私達に真顔で何かを話すときは、私達の何かを心配してくれている時くらい。

 

私の肺に影が見付かった時、おじいちゃんの肺にも影が見付かりました。結果を聞く日も同じでした。

 私は深刻な異常はなくて大丈夫でしたが、おじいちゃんは大丈夫ではありませんでした。

 

おじいちゃんは肺がんステージ3b以上で、間質性肺炎も併発していました。おじいちゃんの病気は深刻でした。

 

それなのにおじいちゃんは、年明けに会ったとき、『お前!(本当は名前で呼ばれました)大丈夫か!?おじいちゃんはお前が本当に心配だったんだよ。大丈夫か?』と涙ぐみながら言われました。

 

私はおじいちゃんの方がずっとずっと大変なのに、私の事を思ってくれていた事がグッと心に刺さって、涙が溢れ出てしまいそうでした。

 

家族に深い愛を持ったおじいちゃんでした。

おじいちゃんの愛は、今もしっかり感じる事ができます。心に残っています。

 

最後に会ったのは、1月末のおじいちゃんのお誕生日会でした。

 

ケーキを買って行ったけど、おじいちゃんは食べれませんでした。

 

もう食欲も体力もかなり落ちてしまっていて、食後は吐き気や眠気でグッタリだったので、横になっているおじいちゃんの横にケーキを置いて写真を撮りました。

 

吐き気がおさまってから、薬を飲んで、歯磨きをしたら、おじいちゃんは『おやすみなさ〜い』と寝室へ行ってしまいました。

 

おじいちゃんは強くて、いつも病気や怪我を笑顔で乗り越えてきました。

 

『すごい強い守護神がついてそうだよね』とみんなで話していた事もあり、今回も病気に耐えて、最後は寿命で…と心の中で思っていた部分がありました。

 

でもおじいちゃんの最後のお誕生日会の日、私は元気だった頃とは全く違うおじいちゃんの姿を見て、悲しくて怖くなりました。

 

もしかしたら、もう長くないかもしれないと思ってしまいました。

 

お誕生日会から2週間ちょっと。

おじいちゃんは静かに天国へ行ってしまいました。

 

ベッドで眠ったまま、朝、目を覚ましてこなかったようです。

おじいちゃんとの最後の会話は『おやすみなさ〜い』でした。

 

間質性肺炎の最後は、ものすごく苦しいというのを見て、『どうかどうか苦しまない最後を』と祈っていました。

 

眠りながら旅立てたという事は、苦しくて怖い思いしなかったと思うので、それは本当に良かったなと思います。

 

肺がんと間質性肺炎を患っていて、苦しまずに眠るように息を引きとったおじいちゃんは、最後までやっぱり強運だなと思ったりもしました。

 

長くないかもとは思ったけど、まさかこんなに早いとは思いもしていませんでした。

 

次の日曜日に会いに行こうと思っていたのに、その日はおじいちゃんのお葬式になってしまいました。

今はとにかく悲しくて寂しくてたまりません。前の週に会いに行けばよかった。風邪ひいてたから行くのやめたんだけど、こんな事になるなら行けばよかった。

 

おじいちゃんの大きい声が聞きたい。

おじいちゃんのくしゃくしゃの笑顔に会いたくてたまらない。

 

すごく悲しいけど、気をしっかり持って、前を向いていこうと思います。

 

まだこの世にいる私たちのことを、これからは天国から見守っていてね。

おばあちゃんが寂しくないように守っていくけど、おじいちゃんもそばにいてあげてね。

 

おじいちゃん。大きくて深い愛情をありがとう。可愛がってくれてありがとう。

 

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