こんにちは。心春です。
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
私は現在31歳で、26歳の時に本態性高血圧と診断されました。
父親が高血圧なので、遺伝も関係しているかもしれませんが、まさか26歳で高血圧になってしまうとは思ってもいませんでした。
この記事では、私が本態性高血圧になった原因を考えてみたり、診断されるまでのことを書いています。
- 切迫早産で入院していた時のウテメリンが原因!?
- ストレスの多い日々を送っていた
- 健康診断で体の異常を指摘される
- 血液検査・MRI・腎動脈エコーなど精密検査
- 5.本態性高血圧と診断
- 壊してしまってから治すのは難しい
- 血圧計の事
- おわりに
切迫早産で入院していた時のウテメリンが原因!?
下の子の時に妊娠5か月で切迫早産になり、約3か月ほど入院していました。
入院中はずっと子宮の収縮を抑えるためのウテメリンを、24時間点滴し続けていました。
難しいことは分かりませんが、ウテメリンは交感神経に働きかけて、子宮の収縮を抑えるそうです。
点滴開始直後から、体が震えるような、内側からドクドクと振動しているような感覚。それに心臓もバクバクしていました。
看護師さんから「慣れるまではちょっと辛いかも」と言われたのもあって、ウテメリンというのはこういう反応が起きるのが普通なのだと思い、黙って耐えました。
結果的に私はウテメリンに慣れることはありませんでした。ウテメリンは血管を傷付けてしまうようで、退院間近の頃はもう血管が痛くて本当につらかったです。
交感神経は血圧を上げてしまうし、血管を傷付ければ動脈硬化が起きてしまうし・・・
ウテメリンの点滴が高血圧の引き金になったのかもしれないと感じてしまいました。
ストレスの多い日々を送っていた
- めんどくさがって親族との交流を避ける夫との板挟み
- 夫が親族を避けるため、切迫早産退院後、出産後に実家を頼る事ができなかった
- 切迫早産の入院中、3ヶ月動くことを制限されていて筋力、体力がものすごく低下していた
- 夫は飲み会、麻雀で朝帰りの日々
- ギャンブルで負けると当たり散らされる
- 家にいるときは寝てるかゲーム三昧の夫
- 夫のゲーム課金、ギャンブル、飲み会費が家計を圧迫していた
- 産後1ヶ月も経っていないときに引っ越しを強要される。荷造り荷解きは全て私1人
- 夫の浪費で家計が苦しくなり、夜に仕事を始めた
- 週3〜4日は睡眠時間が2〜3時間
- 育児への協力がゼロ
家族の事を考えない行動が多い夫に、何度も話し合いを求めました。
『俺のしたい事を制限するのか!』と言われてしまい、全く話し合いになりません。
体が全体がギュッと締め付けられるような感覚になる事が多かったです。
夜に働き始めて2週間くらいしたころから、体がおかしくなりました。
体の中に10キロくらいのおもりが入っているかのような異様なだるさ。常に走っているかのように息切れもして、すごい倦怠感でした。
これが母親という仕事なんだなと思って、毎日必死でやるべき事をこなしていたある日の事。
パチッと体の電源を落とされたようにめまいがして、ふわっとしたと思ったら、ゴンッと倒れてしまい、そのまま3時間程意識を失っていました。
精神力は踏ん張れていましたが、体は限界だったようです。
健康診断で体の異常を指摘される
生命保険加入のために、病院で身長・体重・血圧測定と問診だけの簡単な健康診断をうけました。
「自分が思ってる体重よりもずいぶん痩せてるけど、最後にはかったのはいつ?あと血圧が高い。痩せている人の高血圧には甲状腺などの病気の可能性があるから、きちんと検査をした方がいい」と言われました。
私は151㎝40キロと思っていたのですが、病院での体重は34キロでした。血圧は120/150くらいでした。
こうして私は検査を受けることになりました。
血液検査・MRI・腎動脈エコーなど精密検査
病院での血液検査の結果、甲状腺には問題はなかったのですが、レニン活性というものの数値が高く、更に詳しく精密検査を受けるように言われました。
紹介状をもらい大きな病院へ行き、「腎臓とか副腎に腫瘍があるかも」とか言われ、不安はさらに大きくなりました。
さらに血液検査を受け、カテコールアミン?の数値が高いとかなんとか…
MRIで副腎に腫瘍がないか、エコーで腎動脈に狭窄がないかも診てもらいました。
どちらも異常はありませんでした。
全ての検査が終わって結果を聞くことができるまで、1か月近くかかりました。
5.本態性高血圧と診断
いろいろ検査してみたけど、腫瘍や狭窄もないので、本態性高血圧症と診断されました。
親切な先生で、よく話を聞いてくれるので、ウテメリンの事を聞いてみました。
『関係があるかどうかは分からない。でも、関係がないとも言い切れないかもしれないね。
お年寄りの高血圧は分かってるんだけど、若い人の高血圧は、今の段階ではわかってないことが多くてね。
1度高血圧になると治らないって言われているんだけど、私の患者さんの中には治っちゃった人がいるんだよ。
その人はなーんにも気にしない人でね。最近何か変えたことがあるのか聞いたら、自転車に乗るようになったんだって。
治る希望はきっとあるから、あまり考えこまずに心穏やかにすごしてみてくださいね』と言われました。
壊してしまってから治すのは難しい
高血圧と診断が出てから降圧剤の服用を開始しました。
最初はアムロジピンでした。少ししてから、安定性のあるものに変えましょうとの事で、カルブロックに変わりました。
薬を飲んでも、別の薬に変えても私の血圧は下がっていません。体調も良くなりません。
この精密検査をきっかけにして、おもうことがありました。
- 壊してしまうと簡単には元の体には戻れない事。
- 健康な体は自分で守るものだったこと。
- 無理をしていることに自分では気づけないこと。
- パートナーとはきちんと向き合ってコミュニケーションをとること。
1番思うのは、夫と家族の在り方についてきちんと話すために、両方の両親に相談して間に入ってもらえば良かったのかもしれないということ。
私の心の中で常に引っかかっていたのは、夫の事でした。
血圧計の事
手首式の血圧計は手軽に使える点が魅力的に思えるのですが、正しい姿勢、正しい位置で測定しないと数値のばらつきが大きいです。
病院の先生もオススメしていませんし、手首式の血圧計を使っていた私もお勧めしません。
手首式の物と比べてほんの少し手間かもしれませんが、血圧計は上腕式の物を使うのがお勧めです。
自分の腕のサイズに合ったものを使うことも大切です。
そのことについて書いた記事がこちらです。
おわりに
これからは、高血圧だけに限らず、心と体の健康に役立つことを日々勉強して、健康体を目指したいと思います。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。