こんにちは♡心春です。
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
脳神経外科医のエベン・アレグザンダー医師が、臨死体験で見た死後の世界について書かれた、『プルーフ・オブ・ヘブン』を読みました。
読みながら感じてしまった疑問・・・
エベン医師は、『脳の機能が完全に停止していた』『時間の概念がないので、どのくらいそこにいたかどうか分からない』と言っています。
と言うことは、脳の機能が完全に停止している状態のときは、やはりなんの記憶もない無意識状態であったのではないか・・・
脳の機能が、戻りつつある段階(脳の再起動現象)で見たものを死後の世界と思っているのではないか・・・と思ってしまいます。
脳全体が長時間機能しなくなり、その後機能を取り戻して行く過程で、脳に残っている記憶のかけらを繋ぎ合わせながら、脳を再起動させる現象を脳の再起動現象というようです。
エベン医師は自分の体験の緻密な内容、精巧な構成などから、『脳の再起動であるとは考えにくい』と言っていますが・・・その証拠はあるのかな?と思ってしまいます。
『自身の体験=真実である』と言うのは当然な事で受け入れられるのですが、『脳外科医の私が体験したのだから、真実である』と、完全な証拠もなく断定しているところに、疑問を持ってしまいました。
それに、細菌性髄膜炎から奇跡的な復活をした後に、亡くなった実の妹の写真を見せられたときにすぐに気が付かず、あとになって『蝶の羽に乗っていないから、気が付くのが遅れたが、今だからはっきり分かる!あれはまちがいなく妹だった!』と言うのは、そんな気がしてしまっただけなのでは・・・?と思ってしまったり。
医学用語が多くて難しい!!
世間に自分の見た死後の世界を伝えたいと思って本を出すことにしてくれたようですが、医学の事など分からない人達、死後の世界を知りたがっている人全てが、理解できるようにかみ砕いて書いて欲しいと思いました(笑)
とにかく医学用語が多くて、とても難しく、理解に時間がかかりました。時間をかけても分からない部分は、分かりません(笑)
難しいせいか、読みながら何度も眠たくなりました…(笑)
医学用語が多いので、翻訳する方もかなり苦労されたのではないかと思います。
翻訳が分かりづらく、ものすごく読みにくいのです・・・。
巻末にある解説が1番よくわかるかも・・・といった感じでした。
そこを読んでいると、世界のあちこちでも報告されていたり、日本における死後の世界の記録は奈良時代以前からあり、歴史の深さを知りました。
死後の世界はきっとあると改めて思う事が出来ました。
医学の事など何も分からないくせに、偉そうなことを言ってしまうのですが・・・脳神経外科医の人だけでは説得力のない説明になってしまうんだろうなとも感じました。
量子力学など様々な分野の考え方?が必要なのかなと思いました。
きっと死後の世界はある
結局のところ、死後の世界の有無はハッキリしません。この世にいる限り、誰も死んでいないので、本当の事は分かりません。
ただ、心停止、意識不明状態など、命の危険にさらされて、一命をとりとめた人達が見てきたものは、本当の話だと信じています。
私が意識を失っていた時に見たもの
私も意識を失ったとき、広いのか狭いのか分からない筒のような物の中にいて、ビリビリジリジリと金属音のような不快な音が鳴り響いていました。
エベン医師と同じく、私には体がなく、『ただそこにいる』だけでした。
ココもエベン医師と同じく、真っ暗闇なのに、なぜか周りが見えていて、稲妻のような光が時折走るのも見ました。
私は水の中で動くときのように、視界の向きを変えたときに、スッと引っ張られるような、吸い込まれるような感覚で、意識が戻りました。
死後の世界というか、肉体から離れた意識の世界はきっとあるのだと思いました。
ただ、肉体から離れた意識には、過去の記憶がないのではないかと思ったりします。
なぜなら、私が暗闇の中にいる時は、何の記憶も持っていなかったからです。
考えれば考えるほど、分からなくなりそうです…(笑)そろそろやめておこう💦
難しいお話になってしまいましたが、最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。